納品事例:13 大阪府大阪市 昇陽高校様 お菓子売り場什器(跳び箱型) その①

大阪府の高校の先生から弊社HPに問い合わせがあり、跳び箱型の什器を作成しました。

跳び箱型の菓子棚を作ってほしいとHPから問い合わせがあった時は正直作れるのか不安で、依頼を受けていいものか悩みました。
先方のイメージ、希望としては
・跳び箱型であること
・置き場に限りがあるので最下段の寸法が決まっていること
・高さの指定
などがありました。
寸法の限りがあるとはいえ最下段の寸法のみでほぼ図面から起こしていくという感じでした。

ちなみに当初のイメージ図はこんな感じです。

その他不確定な寸法を確定していかねばなりません。
奥行きと傾斜角度など…
せっかく作るならマット部分もこだわりの帆布を使ったマットにしたい!ということでレギュラー品の小物入れのマットで最上段の寸法を決めました。
最上段の縦横が決まり、そこから1段ずつでいくら前に出していくか、角度は三角関数を使い大まかな図面を書きました。
始めは実際の小物入れのように引出し式にという話もありましたが馬鹿正直に収納式の引出しにすると奥行きが全然足りない。
ので最上段のマットは横向きに使い最小限の奥行きにとどめました。
ここで引出し式案はなくなり、積上げ式で1段ずつ奥行きを前に出していくという案に決まりました。

そんなこんなでざっくりとした図面が出来てきました。

これをもとに細かい細工などをブラッシュアップしていざ現場作業に移っていきます。
後半に続きます…