納品事例:18 雛人形用の桐箱を納品しました

雛人形用の桐箱を納品しました

節句関係(雛人形)の商品の製造がピークを迎えております。

この一年一緒にお仕事をさせて頂いている 

人と木 様 https://www.hito-to-ki.com/?header_top から本格的な雛人形を作りたいからそれを納めるきちんとした桐箱を作ってほしいと依頼がありました。

話しがかりがあったのは去年の秋ごろ、そこから数回試作を重ね(その中で実際に工場に来られて試作の様子を見学されたり、それで出来上がったものを見ながら打ち合わせをしたりしました)やっとこれでいこう!という形になり製作に取り掛からせて頂きました。

寸分のずれも許されない木取加工に手に汗握る

今回採用されたのは【ほぞ組】という組み方で面に溝を掘ってそこに小口に作ったツノを差し込んで接着するというものです。

弊社でよく採用されるトメ組、当初の試作でも採用されましたが、今回のサイズ、材料の厚みなどの兼ね合いで強度が担保できないという話になり、手間も精度も要求されるこの【ほぞ組】が採用されました。

木取り担当から引き継いだ材料を組立担当者が一つずつ組み立てていくき木取が正確なものならそこまでブレこそ生じない組み方ですが、一律で機械を通しているものでもツノとミゾのはまり具合など微妙に違ってきます。その違いを感じながらひとつづつ丁寧に組み上げていきます。

身と蓋を別々に組んでいって後工程で身と蓋を合わせて1つの箱にセットにしていきます。

身と蓋を合わせる工程でも前工程の精度が光り、ストレスなくスムーズにセットにしていけました。

今回の納品が第1便の予定で第2便でも同じものを同じ数だけ作って納品する予定になっています。

人と木さんで企画製造された素敵な雛人形が弊社製造の桐箱にきちんと納まり、お客さんのものとに無事届いて素敵なひな祭りを過ごしてもらえたら作りて冥利に尽きるところでございます。

この素敵な雛人形完全予約制で販売を受け付けられています。

今シーズンは無理でも来シーズンのご購入ご検討されてはいかがでしょうか^^

https://www.hito-to-ki.com/?mode=grp&gid=2790053