納品事例:012 広島県広島市 ウィニーズホールディングス様 節句に関する商品の納品 その2

糸鋸で切り抜かれたものが返ってきたら続きの加工をしていきます。

山吹彫刻さんから返ってきた4枚セットの板を脚の繰りを刃物とルーターで切り取ります。

ここでも刃物の角度を変えられるペディワークが活躍しました。

ルーターの作業は鋸屑が飛ぶので簡易エアノズルを台につけて作業します。

画像はそこまで加工した板の端を45度に切り落としているところです。

これもペディ君の仕事ですが、なんせ数が多いので工場の奥に鎮座しているトメ切り機も加勢して二手に分かれて切りました。トメ切り機は別名ダブルソーと呼ばれていてその名の通り刃物が2つ付いてます。昔和箪笥の衣装盆を主に作っていた時の機械で盆の長手の寸法なら両サイドから一度で両端を45度に切ることが出来ます。

トメが切れたら早速組み立てていきます。

今回の箱は高さも割とあるのと材料の厚さとの兼ね合いで箱のなかほどが開きやすいということが分かったので途中から組んだ後にボンドの固定用にはめるゴムを一回りきついものを3本使うように変更しました。

蓋の枠を組んで天板を貼ってプレスしたら刃物でめちを飛ばします。

張り付けるときの余白をみて天板を木どっているので少し枠からはみ出るようになります。

そこを正寸になるように刃物をセットしてはみ出た部分を飛ばしていきます。

はみ出た部分がきれいになりました。

ここから機械のサンダーで角をすって最後は手掛けでペーパーで仕上げながら検品して納品します。

納め先のウィニーズホールディングス様ではお客様への出荷作業が佳境に達していると思いますが、弊社で作った商品が無事お客様のもとに届き豊かな節句のお祝いの時間を過ごしてもらえることをお祈りしてます。