納品事例21:広島県府中市模擬会社Links様に檜のお皿を納品しました

広島県府中市模擬会社Links様に檜のお皿を納品しました

広島県府中市模擬会社Links様に檜のお皿を納品しました。

ここの記事でも何度も書いてますが、豊田産業が位置する地域に府中明郷学園という小中一貫校があります。

そこはキャリア学習に力を入れていて、7年生の夏にキャリアスタートウィークと銘打って地元の企業に職場体験に行きます。そしてそれに続いて8年生で模擬会社というものに入って地元の協力企業とともに商品の開発から販売までを子供たちが一貫して行っていきます。

豊田産業はその協力会社として商品づくりに携わってきました。

今まで子供たちと一緒に開発したものは

木製名刺

ホワイトボードと黒板の両面使いが出来る縦型看板とホワイトボードと黒板両方で使えるリバーシブルの黒板消し

同じ府中市の上下町で作られている阿字和紙を使ったランプ

などがあります。

そして今年の8年生はどんな商品を提案してくるのかなと思っていると、数個の商品案をまとめた資料をもって子供たちが来社し、その中から実現可能そう、かつ売れそうな商品ということで今年の商品は木のお皿と、木製名刺の第二弾として木製の名刺ホルダーということになりました。カトラリーという新しいジャンルで来たかあという感じではありましたが、せっかくなのでうちも取引のある会社さんも一緒に商品開発していこうという話になりました。

丸の方は山吹彫刻さんで、六角形の方は豊田産業で加工していく段取りに

 

そんな訳で六角形と丸の二種類展開でお皿を作っていきたいということで豊田産業は六角形の方を担当することになりました。

いざ取り掛かってみると多角形のものって難しく…

ネットで調べてみても中々ヒットしないのもうなずけるなという感じでした。

丸と六角形両方始めは統一でヒノキの板を同じサイズに製材して丸の方は山吹さんに届けて六角形の方は、まず粗加工として深さ方向にまっすぐ六角形の穴をルーターで掘りました。

その後45度の角度がついた刃物で二段階で内側を削っていきます。

その度に大量の檜のおがくずが出てその数日間は工場の中はヒノキチオールで充満してました。ルーターで内側の粗加工が終わったら今度は手仕上げで内側を仕上げていきます。

この工程も結構手間がかかり、何人かで工程を分けて進めていきました。

内側の手仕上げが終わると外側を45度で切り落とします。

外側の切り落としが終わると軽くサンダーで仕上げてタテイシさんでレーザーでロゴを入れて最後の塗装の工程に入ります。

防水加工の塗装を施して乾かしています

今回納品した商品はLinksの子供たちが地元のイベントや東京の府中のアンテナショップなどで販売する予定です。

10/15に府中の道の駅で開催されたハッピーサンデーマーケットで商品を販売している様子

10/15に府中の道の駅で開催されたハッピーサンデーマーケットでも大好評だったようです。