地元の小中一貫校でのキャリアスタート学習の受け入れをしました

地元の中高一貫校でのキャリアスタート学習の受け入れをしました

熱心に作業する生徒たち

明郷学園のCS(キャリアスタート)学習について

2017年より小中一貫教育を行う義務教育学校の府中市立府中明郷学園(府中市篠根町656、竹内博行校長、電0847・41・2759、http://www.edu.city.fuchu.hiroshima.jp/~fcmeikyou-shou/)では、8年生(中学2年生)による模擬会社が18年に創設。

府中市は全市を挙げて03年から小中一貫教育に取り組み、府中明郷小学校(08・09年で3小学校を統合)・中学校(2中学校を統合)が府中明郷学園として10年から一体型校舎でスタートした。12年には、学校を軸に地域との結びつきを強める「コミュニティ・スクール(=CS、学校運営協議会制度)」研究指定校になり、立石会長(68)が牽引。14年から本格的にスタート。子ども達や教諭が地域行事などへ積極的に参加する中、企業との連携などにも注力した「府中明郷型CS」が確立していった。「経済リポート」2022年5月1日号から抜粋

コロナ禍でここ何年か見送った年もありますが、今年は何年振りかの開催ということで受け入れ企業として参加させて頂きました。

市の教育委員会の方が視察に来られました

体験期間は3日間。

今回のCSは単純に今までの職場体験という形から更に掘り下げて、この体験で自分が何を意識して頑張りたいかという決意表明文を事前に持ってきてくれていたり、最終日には体験だけでなく自分たちが聞いてみたいことをインタビューする時間も設けて例年に増して深い学習になったのではないかと思いました。

受け入れる側も3日間ずっと同じ作業ではなくいろんな事に触れて貰えたらという気持ちで、工場の中を案内して、機械の説明や使っている木材の説明などもしました。

作業についても普段何気なくやっている作業も、初めて見る、触る人に教えるのは改めて勉強になりました。単に作業内容を伝えるのではなく、ここが大事だとか、ここを特に気を付けて作業してね、ということも踏まえて伝えないといけないんだなという気付きがありました。

教育委員会の方と府中市の未来について熱く語る社長

府中市の企業として常に魅力を発信して地域の活性に少しでも役に立てたらと思ってます。今回来てくれた3人の子たちには今回の経験を来年Links(模擬会社)での活動に生かして、また豊田産業に出来る事があれば協力するから気軽に声を掛けてねと言って今回のCS(キャリアスタート)を終えました。